パラサポ

水泳でメダル21個の河合純一氏が聖火ランナー「気持ちよく走れた」

【リオ】全盲のスイマーとして過去6大会に連続出場し、5個の金を含む21個のメダルを獲得している河合純一氏が6日、リオデジャネイロ市内のマラカナンで行なわれている聖火リレーでランナーを務めた。

警官らに厳重に警備されながら、約100mをゆっくりと走り、現地の人たちからの声援に笑顔で応えた。

聖火を次の女性につなぎ、大役を終えると「楽しく走ることができた。日本のアスリートを代表して走らせていただいたので、この思いを4年後につなげたい」と語った。なお、伴走者はシンクロナイズドスイミングでシドニーオリンピックに出場した江上綾乃さんが務めた。

河合氏は、日本人で初めて国際パラリンピック委員会(IPC)のパラリンピック殿堂に選出され、9日のセレモニーで殿堂入りする。(瀬長あすか/x-1)

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トーチを手に聖火走者を務める日本パラリンピアンズ協会の河合純一会長=6日、リオデジャネイロ(共同)