2016年9月7日
元パラ選手がリオの会場周辺視察 施設不備、心遣いでカバー
【リオデジャネイロ共同】7日(日本時間8日)に開幕するリオデジャネイロ・パラリンピックの会場などのバリアフリー状況を調べ、2020年東京大会に生かそうと、パラリンピックの元日本代表選手らでつくる民間の調査チームが6日、リオデジャネイロ市内の視察を始めた。道路など未整備な部分が多かったが、リオ市民の優しい心遣いも見られた。
チームは、パラリンピックに射撃女子で過去3大会連続出場した田口亜希さん(45)やコンサルティング会社ミライロの社長で車椅子利用者の垣内俊哉さん(27)、日本財団パラリンピックサポートセンターの職員ら。
ボランティアに車椅子を押してもらい、歩道橋の長いスロープを上るパラリンピック元日本代表の田口亜希さん=6日、リオデジャネイロ(共同)